4月下旬、毎年恒例となりつつある日本の名峰ツアーに出かけた。
AM4時出発で東海北陸道を北へ北へとマイカーを(制限速度内)でぶっ飛ばす。
岐阜県郡上市を越えたあたりから見える景色が変わり、高い山々が連なりを重ねていく。毎度立ち寄る「ひるがの高原SA」でトイレ休憩を兼ねて、日本三霊山の一つである「白山」を拝み、記念撮影(パシャリ)
変わることなく鎮座し、雪解けが遅い頂は、残雪で真っ白である(まさに白山)
出発した日は快晴☼
長袖を羽織っておきたい気温、過ごしやすい季節である。
今晩から天気が崩れるとのことで予定を変更し、まずは新穂高ロープウェイへ向かうことに。
ひるがの高原サービスエリア
途中に見つけたミズバショウ群
高山市を越えて飛騨市へ。
新穂高ロープウェイに向かう途中で、この季節ならではのミズバショウ群生地を発見。
往来する車も少ないために、車を脇に停めて観察。おそらくこの近辺、ロケーション条件が揃えば珍しいことでもないのだろうが、関西圏の人間にはここも「一つの観光スポット」となる。名もない(?)群生地。名がある群生地より群生具合は立派であるように感じる。
ミズバショウ(水芭蕉)は、寒冷地の湿地や泥炭地に自生する多年草。大群生地や主要な分布域は、圧倒的に「東日本(中部山岳・東北・北海道)」に偏っている。関西圏の生息地は、氷河期の生き残りとして例外的に孤立して残った「南限・西限」の貴重なスポットという位置づけですが、東日本に行くとスケールが全く異なる。
高鷲・ひるがのエリアや、白山周辺は、実は西日本・中部地方において非常に貴重なミズバショウの生息地・名所が集まっているエリアでもある。
〈 関西圏の雄一の有名な生息地として簡単に紹介 〉
●加佐坂(かさざか)湿地(兵庫県秩父市)
「ミズバショウ自生の西限(南限)」として、兵庫県の天然記念物に指定されている非常に学術的にも貴重な湿地。

活火山焼岳
県道475号線を北上中、最初に“北アルプス感”を出してくれる活火山焼岳。
北アルプス(飛騨山脈)の主稜線上にありながら、周囲の優美な山々とは一線を画す「ゴツゴツとした岩肌と、今も白煙を上げるダイナミックな活火山」として、強烈な個性を放ってる。日本百名山である現役の活火山。2026年1月に一時的に地震が増加して噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げられたが、現在は落ち着き、「レベル1(活火山であることに留意)」に引き下げられている(2026年4月時点) 通常の登山は可能だが、活火山であるためヘルメットの持参・着用が推奨されている。
新穂高ロープウェイ
鍋平高原駐車場に車を停め、ここから徒歩10分ほどでロープウェイ乗り場へ。
天気はほぼ雲のない状態で快晴。涼しい体感で絶好のコンディションである。「しらかば平駅」から第2ロープウェイに乗車し、「西穂高駅(山頂)」へ。日曜日だというのに駐車場はガラガラ。現在9時過ぎで朝が早いせいなのかもしれない(ビックリ😦)
概要
ここで簡単に「新穂高ロープウェイ」について紹介する。
新穂高(しんほたか)ロープウェイは、岐阜県高山市(奥飛騨温泉郷)にある、日本で唯一の「2階建てゴンドラ」を運行しているロープウェイ。北アルプスの最奥部、標高2,156mの「西穂高口駅(にしほたかぐちえき)」まで一気に上がることができ、登山者にとっては「西穂高岳や槍・穂高連峰への圧倒的なショートカット路線」、観光客にとっては「手軽に3,000m級の絶景を味わえる超一級の展望スポット」として絶大な人気。
① 第1ロープウェイ(麓:新穂高温泉駅 〜 中継:鍋平高原駅)全長:573m/ 所要時間:約4分。1階建ての比較的小さなゴンドラです。まずは麓の温泉街から、少し開けた高原地帯へと上がる。
② 乗り換え(鍋平高原駅 〜 しらかば平駅)第1の降車駅と第2の乗車駅の間は、徒歩で約1〜2分ほど移動。ここには温泉が楽しめる足湯やベーカリー、ビジターセンターなどがある。
③ 第2ロープウェイ(中継:しらかば平駅 〜 山頂:西穂高口駅)全長:2,596m/ 所要時間:約7分。ここが目玉の「日本唯一の2階建てゴンドラ」です。 1度に105名もの人数を運ぶことができます。2020年にゴンドラがリニューアルされ、ガラス面が非常に大きく広くなり、足元近くまで景色が見渡せる大パノラマ仕様になっている。
1970年(昭和45年)に開業(奥飛観光開発株式会社により)
“昔の乗り物”の車体カラーって、白ベースに赤ライン及び白ベースに青ライン(0系新幹線)が多いような気がする。
車窓から
チケットを購入し、いよいろ乗車。乗車時に1階?or2階?と乗務員さんに聞かれる。
今回は2階へ(進行方向に対して右窓側の位置を確保)
車窓からの景色が愉しみである。
西穂高口駅
2025年に展望台もリニューアルされている。
急峻な山に立ち向かう登山者たちの入口ではなく、軽装でも日本の屋根が味わえる観光地。その昔、どんな山でもガツガツ登っていたお年寄りの方、また足の不自由な方にもロープウェイを乗り継げば、最高の空間を体感できるそんな場所である。
温度計では7℃。寒いのか?と思っていたが、煌々と照りつける太陽の陽射しは温かく、持参していたライトシェルを不要のようだ。
最高すぎる絶景
頂の森(いただきのもり)
西穂高口駅には手軽に北アルプスの自然を味わえる散策路が整備されている。手軽と言ってもそれは雪がない状態の時期のことで、今回訪れた時はまだまだ残雪が20~30cmあり、スニーカーで行くか?と迷ったがせっかくなので行ってみることにした。
積雪のために散策道を歩けているのか不明な状態。
だったので案内図に記されている「森のテーブル」「オオシラビソの巨木」「コメツガの巨木」、どれなのかわかりませんでした。。。😅
鈴蘭高原展望台へ
ロープウェイで下山後、高山市内まで南下し、鈴蘭高原展望台へ。
ここは、岐阜県高山市(旧朝日村)と下呂市(旧萩原町)の境、御嶽山(3,067m)の北西山麓に広がる標高約 1,300m〜 1,400mの雄大な高原。5月下旬~6月上旬にかけて、高原一帯に野生の日本スズラン(可憐に下を向いて咲く、在来種のスズラン)が白い花を咲かせ、甘い香りに包まれる。また、春のレンゲツツジ、夏の清々しい白樺林、秋の全山が燃えるような紅葉など、四季折々の豊かな自然が手付かずのまま残されている。
そんな鈴蘭高原展望台には何があるのか???
そう最高の展望があるのだ❗️
牛A5ランプ肉ステーキ
鈴蘭高原展望台から車で5分の場所に今晩宿泊する施設「YES・NO」がある。
詳細は公式ページを見てほしい。
お酒好きの宿主なのか?ワインなら赤・白・ロゼ・スパークリング、あと日本酒、そしてベルギー産ホワイトビールが常備されている。これはうれしい限りである。今回訪れた際には「VEDETT」の生が準備されていた😍
このホワイトビールの取り扱いの豊富さが、このペンションのお気に入りポイントである。もちろん今晩は「VEDETT」の生ビールでかんぱ~い😍
そして、こちらも名物である「牛A5ランプ肉ステーキ」
初めて食べたのが2023年、生きてきた中で間違いなく一番うまい“肉”
肉自体がうまいのか、料理(焼き具合・下処理)がうまいのかは未だに解明されていないが、なんせうまい❗️のである。塩orわさび醤油でいただくのだが、どちらにも合い、噛めば噛むほど肉の風味が味わえる。
食べ方のコツは、事前にカットされている大きさでは食べてはいけない。カットされた大きさのものから更に3~5分割にしていただく。ケチ臭いと思われるかもしれないが、このステーキと長い時間付き合うにはこの方法が望ましい、また細かく分割することによりしっかりと“肉の味”を噛み終えることもできる。おそらくこれがこのステーキの正しい食べ方ではないかと思われる。是非とも一度食していただきたい❗️
「アルプス展望公園_スカイパーク」からの展望
最後に、もう一つ高山市内からの絶景ビュースポットを紹介。
高山駅から車で10分の位置にある「アルプス展望公園_スカイパーク」である。ちょっと小高い丘に一面芝生が引き詰められている。小さいお子さんを連れたファミリーがボール遊びをしたり、お弁当を食べたりと思い思いに休日を過ごしている。
その背景には、公園名の通り日本の名峰たちが連なっており、ここから一望できるのである。なんと贅沢な空間なのでしょうか。
「御嶽山」・「乗鞍岳」・「北アルプス」
今回は自力で登った山の紹介ではありませんでしたが、いかがでしたか。
日本の名峰に囲まれたこの土地の人たちはどう感じているんでしょうか。幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。
自身が生まれた地域でも低いながらも常に山が見えてる環境がありました。違和感もなく、意識することもなく常にみえていた山。そこには大きな存在があったことを40代後半に知ることに。
東京に近い埼玉県に住んでいた頃、その違和感を感じることができました。
そう「山が見えないのである」
あれッ!?と思い、通勤途中や出先で意識しながら遠くを見ていたのだが、山が見えない(言い換えると、山がない)とても不思議な現象に陥ってしまったような感覚を思い出す。大げさではあるが“ココは地球なのか?”的な。
育った環境は大きい、低い山だろうが、高い山だろうが、何かに見守られている気配を感じることができるのが「山」なのではないかと思います。デカいほど(高いほど)その存在感は果てしなく大きく、また気配も大きい。富士山がみえている地域の方々だとよく分かるのかもしれない。急に富士山がなくなってしまったら、周囲何十km~何百kmの人たちは、とてつもない違和感を覚えるに違いない。
またこの土地にきて、名峰たちを拝ましていただきたい。
そして、牛A5ランプ肉ステーキをちびちび食べたい。
【出典】
・新穂高ロープウェイWEBサイト
・飛騨高山・鈴蘭高原プチペンション「YES・NO」




































