都会の喧騒を離れ、宝塚の「奥座敷」で過ごす贅沢な休日。
兵庫県宝塚市の北部に位置する「丸山湿原」。県内最大級の規模を誇るこの湿原は、まさに隠れた名所です。
今回は、冬ならではの澄んだ空気と、凛とした「冬枯れの美しさ」を求めて現地を訪れました。色彩を抑えた景色の中に広がる木道、そして風の音しか聞こえない圧倒的な「静寂」は、日々の忙しさを忘れさせてくれる極上の癒やし空間です。
派手な観光地にはない、自然本来の美しさと静けさを堪能できる丸山湿原。都会からわずかな距離で出会える、神秘的な冬の表情を写真と共にたっぷりとお届けします。心に余白を作る、大人の散策に出かけてみませんか?
まずは散策したルート
約9.3km、ゆっくり歩いて4時間半。
急登もなく、ゆったりとした散策を愉しめます。

ルートに沿ってポイントをご紹介









ここで丸山湿原とは!?を簡単に説明
丸山湿原は、5つの湿原(第1〜第5湿原)からなる湿原群です。
総面積は約3,930㎡。特に第1湿原は単独で2,000㎡(0.2ha)を超え、兵庫県内最大の湧水(ゆうすい)湿原として知られています。
ちなみに、日本一大きな湿原は、
北海道にある『釧路湿原』で約22,700ha(北海道はやはり規模が違う)
群馬県・福島県・新潟県にまたがる『尾瀬ヶ原湿原』は約760haです。
丸山湿原の価値は「大きさ」ではなく、「西日本の低地にこれだけの規模の湧水湿原が残っていること」
その貴重さから、2014年に宝塚市、2015年には兵庫県の天然記念物に指定され、環境省の「重要湿地」にも選定されています。
寒冷地の湿原とは異なり、人の活動(里山利用)と密接に関わってできた珍しい湿原。
「自然と人間が共生して作り上げた景観」であり、現在もボランティア団体による保全活動(樹木の伐採など)によってその姿が守られています。
江戸時代、周辺の木々が薪(まき)として利用され「はげ山」になったことで、風化した岩の細かい砂(シルト)が谷に堆積し、水が溜まりやすい環境が生まれたとされています。
貧栄養で酸性の水質を好む、珍しい湿地植物や生き物が生息しています。
夏には白い鳥が舞うような姿の「サギソウ(宝塚市の市花)」、食虫植物の「モウセンゴケ」、秋には「ムラサキミミカキグサ」などが楽しめます。



生き物では、世界最小級のトンボ「ハッチョウトンボ」や、「カスミサンショウウオ」などの貴重な動植物が確認されています。


ルートに沿ってポイントをご紹介_2












もう一箇所名所があるみたい
ここ❗️
天然ものとは言い難い、たこ焼きみたいな岩。
「風吹岩」
自然のパワーである。



無事散策道入口に着きました。
湿原はやはり春~夏がベストシーズン。
初夏にまたやってきます。
KOBE 太陽と緑の道
「KOBE 太陽と緑の道」について、神戸市の公式サイトに掲載されています。
今回通ったルートは、「No.4千苅大岩岳コース」に被っているところがありました。

【出典】
・Google Earth
・「神戸市役所」公式サイトより

