滋賀の名峰・武奈ヶ岳。
夏場であれば、心地よい風に吹かれながら5時間半もあれば往復できる、私にとってはお馴染みのコース。しかし、この3月の山行は、これまでのどの登山よりも長く、そして深く心に刻まれるものとなった。
理由は二つ。一つは、まだ春を遠く感じるほどの豊かな「残雪」。 そしてもう一つは、初めてアイゼンを装着して山に挑む、息子の存在だ。
まずは山行ルート
初めてのアイゼン
「アイゼンいるから準備しておくように」と息子に事前に連絡。
3月初旬とはいえ、比良山系の奥深くには、冬が色濃く残っている。
「5時間半くらいで帰ってこれるかな?」そんな息子の言葉に、私は「どやろ、雪次第やな(?)」と答え、二人の山行がスタート。
2ヶ月ぶりの山行、残雪歩行の心配より脚が痙攣など起こさいないかと、そちらの方が心配である。
案の定、初っ端のつづら折り急登でガッツリと体力を消耗させられる。。。(もっと傾斜緩めて❗️)
登山靴に真新しいアイゼンを装着するのに、四苦八苦している息子。
「なんかこれ、サイズ小さいの買ってもうたかもしれん」靴のサイズに明らかに入らないアイゼン。
「裏にナットがあって、サイズ調整できるんとちゃうか!」
「あッ、ほんまや!」と😅
「山行前に装着できるのか?サイズは合っているのか?確認すること❗️」鉄則です。
慣れないアイゼンに戸惑いながらも、一歩一歩、雪の感触を確かめるように進んでいく。初めてのアイゼン、そら愉しいやろうな~。
見えてる山は遠い
下って、また登る。このパターンの山は苦手(そのまま下山したくなる)
おまけに、(遠くに)山頂が見えてくると、心理的な錯覚と物理的な視界の特性で「歩けど、なかなか着かない」現象が巻き起こる。これは疲労困憊中は特に症状が効きやすい。
「もうそこのピークで折り返そう」と言いたくなるのをぐ~っと抑え、重たい脚を進めていく。
息子はザックやら登山靴やら新調したらしく、ウキウキ気分で脚を進めている様子。おNewの山道具はテンション上がるよね~。新シーズンになるとニューモデルが欲しくなる(このループはまずい)父親は「山と道」衝動買いループにハマってしまっている🤪🤪🤪
山頂でランチ。
この山のリクエストは息子から。
理由を聞くと「SNSをみたから」
若い世代、やはり情報源はそこから。AIが発達してくる中、「ブラウザでの検索」自体がなくなってくるのかもしれない。
一息ついて、ピストンルートをアイゼンを装着したり、外したりを繰り返し、下山していく。
下山後、コースタイムはなんと8時間❗️(ビックリ)
残雪道といえど、ちょっとかかり過ぎかも。
【出典】
・Google Earth












比良山地の最高峰へ挑む ~滋賀県・武奈ヶ岳~(#65)
2年前の夏の山行記録。
下山時、登山口目前で5m滑落。。。😂臀部に尋常ではない色と大きさの青タンが。。。