【すみません、盆地のイメージを訂正❗️】素敵なリゾート地 ~山梨県・北杜市~(#89)

ハイキング

「山梨県のイメージ ≒ 盆地」
たしかに甲府市はそうである。四方を高い山々(南アルプス、八ヶ岳連峰、奥秩父山地、富士山など)に囲まれた、すり鉢状の地形。夏は非常に暑く、冬は寒さが厳しい。県土の約8割が山岳地帯が占めています。

今回、甲府市より北側にある北杜市に行ってきました。
ちょうど、南アルプスと奥秩父山地の谷の部分にあたる地域。各所を回り、山梨県の魅力を存分にご紹介したいと思います。

周辺地図






まずは腹ごしらえ

富士見やきそばで有名な「うるおいてい」

富士の恵みともいえる天然水とこだわり抜いた塩や野菜を使用しています。素材そのものの旨味をいかすこと、それがうるおい流です。焼きそば、お好み焼きのソースは研究を重ねた独自のソースです。濃厚で甘辛く、さっぱりとしながらも深みのある味わいです。鉄板焼のたれも、独自のさっぱりとした甘みのあるたれになります。





山梨県立リニア見学センター

山梨県都留市にある「山梨県立リニア見学センター」に立ち寄ってみた。
実際に「リニア中央新幹線」の試験走行が間近で見られる貴重な施設なのだ❗️
まずはその試験走行の様子を観てもらいたい❗️

実際の試験走行映像
実際の試験走行映像_2


正直、映像で見ると“速いの?”とそんな風に見えてしまう。ですので、是非とも現地へ足を運んで生で見てもらいたい。おそらく視界に入っている時間は1.5秒ほどで、あッって感じで通り過ぎていきます。訪れた日は運が良かったのか、15分感覚で往復を繰り返していました。
区間:笛吹市(西側)~上野原市(東側)の42.8km

試験走行をやっていない日もあるので、生で走行を見たい方はサイトをチェックしてからがいいですね😊




リニア中央新幹線とは?

リニア中央新幹線は、東京(品川)~名古屋~大阪を最高時速500kmで結ぶ、次世代の超高速鉄道プロジェクトです。
従来の「車輪で走る」新幹線とは異なり、磁力で約10cm浮上して走る「超電導リニア」方式です。東京(品川)~名古屋間を最速40分、大阪までを最速67分で結ぶ計画です(現在は新幹線で名古屋まで約1時間半)。

静岡県内のトンネル工事の遅れなどにより、JR東海は「2027年の開業は断念」し、「早くても2034年以降」になる見通しを示しています。山梨県内や都心部など、工事が進んでいる区間もあれば、手つかずの区間もあり、完成まではまだ時間がかかる状況です。

決定済みの区間もあれば、協議中の区間も含めてこんなイメージになるのか???
※駅名は仮称です。




超難関工事である中央アルプストンネル


一番興味深いのは、リニア中央新幹線は、3,000m級の山々が連なる「南アルプス(赤石山脈)」を、長大なトンネルでそのまま「ぶち抜く」計画です。これは日本の鉄道史でも類を見ない超難関工事で、この「南アルプストンネル」こそが、現在リニアの開業が遅れている最大の原因でもあります。

このトンネル約25km(山梨県早川町〜静岡県〜長野県大鹿村)。深さは、地表からトンネルまで最大で約1,400m(土被り) という、とてつもない深さを通ります。東京タワー4つ分以上の土の重さがかかる場所を掘り進めます。山梨、静岡、長野の3県にまたがっていますが、特に「静岡工区(約8.9km)」で大きな問題が起きています。山にトンネルを掘ると、内部の地下水がトンネル内に漏れ出します。静岡県側は「トンネル工事によって大井川の水源となる地下水が県外(山梨や長野)に流出してしまい、生活用水や産業用水が減る」と強く懸念しています。この水問題や環境への影響を巡って静岡県とJR東海の協議が難航し、静岡工区だけ着工できない状態が長年続いています(これが2027年開業断念の主因です)
時代は違うが、「黒部ダム建設」が難航工事として有名である。





お宿

最近流行りの“ペンション”。
今回お世話になったのもそのペンション「清里ゲストハウス ブロークンエッグイン
最高のロケーションと、彩り鮮やかな欧風コース料理、おまけに和風の温泉まで完備❗️
アットホームな宿主が笑顔で迎えてくれます。






そして数々の名峰

四方は名峰に囲まれたこの地域。
関西にはない、この周辺でしか味わえない展望がそこにはありました。

Mt.Fuji
富士山と周辺の山々(クリック)






Yatsugatake Mountains
八ヶ岳連峰_赤岳(クリック)
赤岳の右肩に「赤岳展望荘」はある(クリック)






Southern Alps
南アルプス(クリック)






Around the O-Chichibu Mountains
奥秩父山地方面(クリック)
金峰山山頂の突起物?(クッリク)





この辺りには、登ってみたい山がワンサカあります。
盆地のイメージだけが先行していた山梨県、盆地があるということは、その周辺に山があるってことやね。
麓では、観光地としての意識が高く、お洒落なお店がいっぱい並んでいました。
また来よう山梨県😊









【出典】
 ・Google Earth
 ・「富士見焼きそば うるおいてい」公式サイト
 ・「山梨県立リニア見学センター」公式サイト
 ・「清里ゲストハウス ブロークンエッグイン」公式サイト