苔の楽園 ~轟九十九滝(トドロキクジュウクタキ)~(#q)

ハイキング



苔の森として有名な山犬嶽下山後、日本蘚苔類学会が選定した「日本の貴重なコケの森」のひとつ、
「轟九十九滝」へ向かうことにしました。
場所はココ↓

日本蘚苔類学会 Bryological Society of Japan - コケの森31
31)轟九十九滝所在地:徳島県海部郡海陽町平井(王余魚谷川)所有・管理者:轟神社ならびに轟竜瀑院竜王寺範囲:轟神社境内ならびに王余魚谷川にかかる本滝から鍋割滝までのおよそ1500mの溪谷ならびに遊歩道沿い選定理由:希少種が多数生育するだけで...

引用元:日本蘚苔類学会websiteより






ルートは↓

約2時間20分のグニャグニャ道(涙)
今から考えると海岸沿いのルートがかなり楽だったのか。。。

ダラダラと書くことでもないが、書かしてほしいぐらい過酷でした。

●県道16号
まだ走りやすい。

●国道193号
センターラインもあり、かなり快適に走れます。

●国道193号
センターラインがなくなりました。道幅も狭くなり、グネグネ道が続きます。

●国道193号
写真を撮っていなかったため、Googleストリートビューから画像を拝借しております。

●県道148号
目的地付近、あと少し。

過酷度合い伝わりましたかね???
当日は雨上がりのため、道はベチャベチャ、崩落した岩・石が散乱していました。
タイヤの溝に食い込んだ小石の量は半端なものではありませんでした(涙)








「大轟の滝」
遠目からですが、スゴい迫力でした。
三段になっており、落差は20m。










順を追って、轟九十九滝をご紹介してまいります。

左)駐車場(7~8台)
右)案内所(お休みでした)
  ※トイレあります

左)駐車場から川沿いを進んでいきます。
右)案内板(すでに15時のため全部回れないな~)

往復約2時間、やはりすべて回るのは難しいため、本滝のみ向かうことに。

左)本滝までの道中、苔が生しています。
右)苔が青々としています。

左)鳥居がみえてきました。
右)轟神社摂社_轟本瀧神社



まずは、豪快な本滝(別名:王餘魚滝(カレイタキ) 落差:58m)の全容を動画でお愉しみください。

前日の雨で水量がすごく、水しぶきが大量に降り注いでくるため、これ以上近づくことができませんでした。。。(すみません、全容がよくわかりません)

全容は、轟神社websiteより、

轟の滝
轟の滝知られざる清流 海部川。その上流にどうどうと水音とどろく滝があります。一名を王余魚(カレイ)滝といわれる、日本の滝百選のひとつ四国一の大滝「轟の滝」。本滝は落差58メートルあり徳島県一を誇ります。轟の名のごとく大地を震わす瀑音は豪壮そ




滝も拝めたところで、生し生しの苔の観察にはいります。

左)御神木に生す苔。
右)フサフサですね~。






〈 轟神社とは 〉
 轟神社は大越家四世吉祥院興栄という修験者がこの地に籠もり、本瀧に祈願して数々の霊験を得、
 天正19年(1591)11月13日に創建されました。
 阿波国藩主をはじめ古くより遠近からの崇敬を受け現在に至ります。
 水の神を祀っていることから、水に深く関わりのある生業の人々からは
 特に厚く信仰されてきました。

轟神社
轟神社とは歴史轟神社秋季例大祭轟の滝アクセスギャラリー徳島県海部川。深い山々から田畑の広がる平野そして遥か太平洋の大海原へつながる 水の流れ。その源流域にある 水の神を祀った轟神社。海の民、山の民が徳島、高知県各地 幅広い地域の人々が水の巡



境内の様子と生した苔をお愉しみください。







素晴らしい風景でした。
次回はしっかりと九十九滝を回ろうと思います。









【出典】
・Google Earth
・Google Map
・「日本蘚苔類学会」公式サイト
・「轟神社」公式サイト