【蔵王山・熊野岳登山】御釜はガスの中、紅葉は色づき始め(#113)

蔵王刈田リフトに乗車し、紅葉の始まりを感じる ハイキング

山形県・宮城県遠征。
紅葉が見頃を迎えるこの季節、東北の秋山を堪能したいと山形空港に降り立ちました。
月山の前日に、まずは蔵王へ。こんな綺麗な紅葉見たことないってぐらいの色付き具合。濃度が濃いっていう言い方がいいのか、深く・濃く・濃淡がハッキリしている。それが標高2,000m級の山腹に広がっているシチュエーションが堪らなく魅力的であると感じる。
せっかく山形県まできたのだから、いろいろと堪能したいと車を走らせました。

山形県上空からの撮影。手前が月山(1,984m)、奥が鳥海山(2,236m)

●山形県上空
手前: 月山(1,984m)
奥:  鳥海山(2,236m)





熊スプレーは飛行機に乗れるのか?
乗れるわけがありません。「危険物(圧縮ガスおよび刺激性物質)」となり、機内持ち込み不可、預け入れ(スーツケース等)不可です。なので現地で調達するしかありません。そこで2024年からはじまった「モンベルの熊スプレーレンタルサービス」。全国展開している店舗を活かし、登山者の熊対策を支援する、さすが目の付け所が良いモンベルさん!これはマジで助かります。
今回は、山形空港から車で20分の位置にある、「モンベル_天童店」でレンタルさせていただきました。

https://store.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=5&id=415





山形ラーメンの一番の魅力は、県内の地域ごとにまったく違うご当地ラーメンが揃っていることです。山形県は外食でのラーメン支出が全国トップクラスの「ラーメン県」として知られていて、日常食としての層の厚さが違います。もう一つの特徴は、そば屋がラーメンを出す文化です。山形はそばどころでもあるので、そば屋のメニューに「中華そば」が当たり前に並び、和風だしを活かした味が生まれやすい土壌があります。

●赤湯からみそラーメン(南陽市):濃厚な味噌スープの中央に辛味噌が乗っていて、溶かしながら味の変化を楽しむスタイル。「龍上海」が発祥として有名です。
●冷やしラーメン(山形市):夏の暑さから生まれた、スープまで冷たいラーメン。氷が浮いていることもあり、脂が固まらないよう工夫されています。
●米沢ラーメン(米沢市):細い縮れ麺に、あっさりした醤油スープ。素朴で毎日食べられる系の一杯です。
●酒田ラーメン(酒田市):自家製麺の店が多く、魚介系のすっきりしたスープと、薄皮のワンタンが特徴。
●鳥中華(天童市など):そば屋が出す中華そばで、和風のそばつゆに鶏肉、天かす、海苔が乗った独特の一杯。

ちょうど天童市にいるので、事前調査していた「麺辰」へ。

山形ラーメン「麺辰」の看板
●よかった~、駐車場1台だけ空いてる
中華そばとミニ麺辰風炊き込みご飯
●もちろん、旨いに決まっている





お腹も満たされ、蔵王山の御釜へ。
「麺辰」から車を走らせ約70分、「蔵王山頂レストラン御釜茶屋」を目指す。途中で立ち寄ったトイレ休憩所、なんと御釜まで上がるリフト乗り場!ここから上がっても良いかと考え、準備を整え早速リフトに乗車。
案内では16時までの運行となっているが、天候が悪いため本日は15:30までとなっていました。

刈田リフト – 蔵王ライザワールド[Summer]



蔵王刈田リフト~熊野岳までの山行ルート



山域蔵王国定公園
ルート刈田駐車場~[リフト]~刈田リフト山頂~熊野岳避難小屋~熊野岳
距離5.0km
コースタイム1時間50分
累積標高差登り146m/下り255m
路面ザレ場・ガレ場
駐車場刈田駐車場(無料)
トイレ刈田駐車場に有り
訪問日2026年10月上旬



3DTrekViewで3Dの山行を再現!(「この山行を3Dで歩く」をクリック)

🥾 この山行を3Dで歩く






初めに、お目当ての「御釜」は見られませんでした😭😭😭
ガス・ガス・ガス。御釜に滞留しているガスはとれる気配もありませんでした。
残念ながら、次回に期待したい。

蔵王刈田リフト乗り場(降り場)
●年季が入った建物
刈田リフトから見下ろす紅葉の山腹
●リフトからの撮影(カメラ落とさないように慎重に)
蔵王国定公園の案内図
●真冬にはこの看板も埋まってしまうのか
リフト下車後の見晴らしの良い場所
●リフト下車、こんな感じなのね
「蔵王エコーライン」を通り、駐車場にある「刈田嶺神社(奥宮)」
●遠くに「刈田嶺神社(奥宮)」
ガスに覆われ、姿を隠した御釜
●真っ白けっけ(恐らくこの下に御釜がある)
雲は流れていくが、次から次へと湧いてくる御釜
●雲は動くが、消えることはない
御釜でガスが途切れるのを待つハイカー
●いい写真(二人のハイカーがポイントやね)
雲海に包まれる刈田嶺神社(奥宮)
●ポツンとって感じ(これはこれで幻想的)
歩いてきた稜線を振り返ると、壮大な山腹が見える
●稜線がキレイ
紅葉が進んでいる山腹
●こちらの山腹は紅葉が進んでいる
紅葉が終わると、冬支度に入る稜線
●下界は晴れている???
もうすぐガスに覆われる刈田嶺神社(奥宮)
熊野岳(標高1,840m)山頂




残念ながら御釜の姿を見ることはできませんでした。
それでも、刈田リフトで一気に稜線へ上がり、蔵王連峰の最高峰・熊野岳(1,841m)まで歩くことができました。
紅葉はぼちぼち色づき始めたところ。山腹によって進み具合が違い、赤や橙が濃く出ている斜面もありました。ガスが流れては湧き、湧いては流れる稜線は、晴れた日とはまた違う幻想的な景色です。

想定外だったのは、寒さと人の多さ。リフトを降りた瞬間から風が冷たく、10月上旬でも防寒着は必須でした。観光道路で山頂近くまで車で来られる場所なので、観光客でかなり混み合っています。天候次第でリフトの運行時間が短くなることもあるので、時間には余裕を持って行動したいところです。

そして蔵王は今も活火山。登る前には、気象庁の噴火警戒レベルを確認しておきましょう。

エメラルドグリーンの御釜は、次回のお楽しみ。
翌日は、本命の月山へ向かいます。


【出典】
 ・「mont-bell」公式サイトより
 ・「麺辰」より